2008-07-15 狐漬け 謡曲を読むということ 今日も狐漬け。『花のほかには松ばかり 謡曲を読む愉しみ』(檜書店)の序章「謡曲を読むということ」を、こういう読書があったのかと、わくわくしながら読む。発行日は著者が亡くなる四日前だ。頭がクラクラっとして、気がつくと大量に本を買ってしまっていることがある。 講談社学術文庫がずらりと並んでいて、目がくらむ。 田中彰『明治維新』 森銑三『近世人物夜話』 柳宗悦『茶と美』 平川祐弘編『小泉八雲 回想と研究』 小泉八雲『神々の国の首都』『明治日本の面影』 宮本常一『ふるさとの生活』『庶民の発見』 いずれも定価の半分ほどで、計4600円。