藤枝から那珂、渋谷、磯田まで

藤枝静男『悲しいだけ 欣求浄土』、『田紳有楽 空気頭』(講談社文芸文庫)、林屋辰三郎『南北朝』(朝日文庫)、佐藤文隆アインシュタインの宇宙』(同)、坂本義和『相対化の時代』(岩波新書)を入手。
那珂太郎『萩原朔太郎詩私解』(小沢書店)、渋谷国忠『萩原朔太郎論』(思潮社)、何度目かの読み比べ。対照的な朔太郎論と思っていたが、今回は底につながるものの強さを感じる。磯田光一の『萩原朔太郎』(講談社文芸文庫)をまたもや引っ張り出して拾い読みする。このもやもやを何とか形に(言葉に)したいと思う。